【Krütipa】
プロジェクト名かつアーティスト名ですが『Krütipa』(クルティパ)に決めました。無国籍な雰囲気が好きなので響きと綴りで色々と考えたあげく造語にしました。
(*ネットで検索してみると綴りがもしかしたらインド系の単語ぽいかもしれません...)
【動画作品】
すでにデモ音源はいくつかあるのですが、今回の演奏動画としてupしたのは、以前、機材を持って旅行した時に撮影したものです。
いきなり即興で思いつくまま演奏したのをMTR(録音する機材。画像中心右側に写っています)に録って自宅でマスタリング(音圧を整えたり最終的な作業)しました。何も決めずにその時の気分のまま、フレーズやリズムを考えながらやっているので、展開を作る時に間が空いているのが動画を見ていただくとお分かりいただけると思います。
普段、メロディーやアレンジなどを事前にきっちりと決めて曲を制作するのがほとんどなので、作っている過程、しかもさぐりさぐりでやっている状況を含めてそのまま作品として公開するのは、気持ちの面で抵抗がなかったと言えば嘘になりますが、そういうありのままの状態も楽曲の要素とするのもよしとするソロ活動にしたいなと思いました。
ちなみに着ている服はゆかたです。光の加減で髭が生えたようになっているので、トータルでバカボン(若い方は知らないかもですが...)みたいになってますが、それは意図していません(汗;)
【機材】
SU10に事前に仕込んだ音色をリズムにして鳴らしたものをX2でループさせて、そこにmicro samplerで上モノを弾いて重ねていくシンプルなスタイルです。
動画の最後の6:21あたりからSU10(手前の機材)をガチャガチャやっていますが、それはリボンコントローラーを操作して音を断続的に鳴らしています。
リボンコントローラーの端から端までの間隔で音の波形が重なっているイメージです。つまりリボンコントローラーの真ん中を触ると音の波形の真ん中が鳴ります。それを早く行うと波形の違う場所を瞬時に連続して鳴らせるので、いわゆるエレクトロニカのグリッチ(音を刻むような感じ)的なものを表現できます。
機材自体は20年以上前のものなので、音を保存できるメモリーはとても少ないのですが、偶発的な音を出せたり、演奏できたりして面白いです。
ちなみに荷物を減らしたかったので機材同士を接続するシールド(ケーブル)はモノラルにしました。(モノラル1本勝負!)
ステレオに比べて左右の広がりはないですが、モノラルを逆手にそして音の方向性からマスタリング前の2mixの段階でLo-Fiなエフェクトをかけてレトロな感じに仕上げています。
WAVESのプラグイン Retro Fi これで楽曲の雰囲気をラジオぽく少しローファイな感じにしています |
【映像】
動画の編集はFinal Cut Pro Xを使用して色彩調整などをしました。手探りでやってますが、コミック(クール)というエフェクトを最終的にかけたらイメージにだいぶ近くなったので結果オーライという感じでした。
漫画ぽく、でも実際に人が演奏している微妙な感じが出ていて個人的に面白いなと思っています。
【撮影場所】
【コンセプト】
イメージ(仮) アストロノーツ? |
Krütipa(クルティパ)のコンセプトは
「ずっと以前に失われた伝説の町『クルティパ』。その町と同じ名前を持つ音楽家は、世界のいくつかの場所にあるオーパーツを手掛かりにして、その町を探すため旅に出る。様々なオーパーツから音楽を生み出すヒントや次への導きを得ながら、たくさんの人との出会いを通して人生を歩んでいく。それは同時に音楽家自身のルーツを明らかにする物語でもあった。」
というものにしました。
オーパーツというのは
それらが発見された場所や時代とはまったくそぐわないと考えられる出土品や加工品などを指す。英語の「out-of-place artifacts」を略して「OOPARTS」とした語で、つまり「場違いな工芸品」という意味である。引用元:wikipedia
コンセプトにもとづいて少しずつ楽曲を作って、まずはEP的なものをリリースできたらと考えています。また曲をupしたら記事を書くのでよかったら見てください。
ここまでお読みいただいてありがとうございました。
ほせい as Krütipa