【動画撮影】ShiZKaNA - The Story of Leaves -

2023年11月12日日曜日

The Story of Leaves 動画撮影

t f B! P L

タテミズです。

この時期らしからぬ暖かさが過ぎて、ようやく本来の冬の寒さが始まったように思います。
今日はTINÖRKSの新しいプロジェクトについて

『🍃The Story of Leaves🍃』 

ボーカルの雫とバイオリンのharakanaさんのDUO「ShiZKaNA」(シズカナ)の動画撮影を行いました。

The Story of Leavesについてはこちらの記事↓↓↓

https://tatelog.blogspot.com/2023/08/tinorks-hotori-no-tokinilive-session.html

動画はこれから編集するので本記事ではエピソード、撮影場所、機材などを紹介します。

【ShiZKaNA】

企画書を書いて雫とharakanaさんに相談したところ、賛同してもらえたので実現できました。

方向性は

・スローで穏やかなアンビエント

・楽曲候補:(既存曲か新曲のどちらか)

・曲の長さ:3分程度

などなど

9月くらいにShiZKaNAが具体的に開始、撮影が11月中旬、たぶん動画編集を終えるのが11月末くらいになりそうなので、約2ヶ月くらいの制作期間です。

その間、harakanaさんには自宅に来てもらってアレンジについて細かな打ち合わせをしたり、雫には新しい楽器のフレーズについて相談しました。

そしていつものようになるべく全員に負荷が掛かりすぎないように、進行ペースを考えました。

今回、僕はトラック制作には関わるものの、パフォーマンスには参加せず、ディレクションや録音、撮影など裏方を担当しました。

普段のTINÖRKSとは違って一歩引いて関わるということでDUOの個性がより前に出るし、自分自身新しい気づきがあると思いました。今後もこういう形の在り方を増やしていければと考えています。

【撮影場所】

大阪の箕面市にあるギャラリーやレンタルスペースをされているサルンポヮクさんで行いました。

https://www.salunpowaku.com/

前から気になっていた場所だったので事前の下見はわくわくしました。


元々カフェ営業をされていたそうです

椅子やテーブル、小物、照明など北欧のカフェの雰囲気そのものでTINÖRKSの世界観にピッタリでした。(スウェーデンに旅行した時のカフェを思い出すほど)

大きな窓から見える通路にもベンチとテーブルが置かれ、建物だけではなく敷地全部が非日常感に溢れまるでヨーロッパの街にいるような感じです。

オーナーさんはすごく親切で、下見の時に撮影内容を伝えると、色々と配慮をしていただけました。

【撮影風景】

こんな感じで演奏。場所の雰囲気がShiZKaNAのイメージ通りだったのでテンションが上がりつつ、録音、撮影のオペレーションが思ったよりも大変で...

新しい楽器も?
建物の外の通路から撮影。カフェライブの雰囲気。窓枠の質感もいい感じ

集中力のオーラが...

キッチン側の小窓から撮影。なんかほっこりする(笑)

演奏は1曲でしたが、リハも合わせると10テイク以上は撮影したので、途中休憩がありつつも、かなり集中力やエネルギーが必要だったと思います。ふたりには協力してもらって良いテイクが撮れたのでよかったです。(もし曲の長さが5分くらいだったらどうなっていたやら...)

撮影開始後に自分のオペレーショントラブルがありうまく行かない時がありましたが、そういう時に雫とharakanaさんにフォローしてもらえたので、無事に任務を終えることができました。
雫、harakanaさん、ありがとう!!

【撮影機材】

最後に機材の話を書いて終わります。マニアックな内容になるので読み飛ばしてください。
(楽器については動画公開後に書きます)

ふたりの横から斜めに狙うカメラにα6300(レンズ:TAMRON 18-300mm F3.5-6.3 Di III-A VC VXD)、Panasonic LUMIX DMC-LX100を、harakanaさんのテーブルの機材近接用にGoPro9を設置。

音声のOKテイクが録れた後は各カメラを別角度から狙って構図を変えました。当初ジンバルを使う予定でしたが、充電池の不良が原因と思われる動作不良で残念ながら使うことはできませんでした。

音声はzoom L-12にマイクなど楽器をパラで接続し、雫とharakanaさん、自分用に特化したミックスを作って返しました。(L-12の仕様で5系統まで別ミックスのモニターを作れるのは究極的に便利)


ちなみにα6300の外部入力にはL-12からのモニターミックスを返しているので、そのカメラの映像だけはライブ演奏が同期して録音されています。(動画編集時にFinal cut pro xの映像、音声同期機能が使える!)

本当はタイムコードを使って撮影したかったのですが、そのための機材にお金をかけず、ひとまず現状の機材でやろうと決めました。

なので、撮影開始時に雫にテイク○○と言ってもらったり(その音声もカメラに録音して編集時の同期に使用する)、harakanaさんにも指で何テイク目かを記録してもらいました。

アナログなやり方になりますが、いっしょに制作している感じがあってうれしかったです。

【撮影を終えて】

撮影時間4時間で1曲でしたが、想像していたよりも疲れました。カット数を多くしたかったのと、音声もきちんと録音するということをひとりでやるのは大変でした。

撮影後の音声、映像のレビューをやってまた次のテイクという感じで休む時間がなかった(笑)

でも、やっていくうちにだんだん慣れてくるし、発見もあったので次回の動画撮影に活かせるのでよかったです。

これから素材を整理して編集作業に入っていきます。動画完成まで時間がかかりますが、どうぞお楽しみに〜

ではでは〜

建水

プロフィール

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横檬 龍彦(ヨコモタツヒコ) 音樂評論家 「すべての作品はそれが存在している時点で評論される価値がある」 世界丸音普及協会理事長 著書「なつかしくてあたらしいひびき」 「まるいおとのつくり方」(絶版) *これはすべてフィクションであり横檬は建水歩星の評論家としての名前である。なお記事内で両者は区別される

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